ブログ筆者の失業保険に関する情報
・数年は無職でいるつもりで退職。
・2024(H6)年3月31日に退職。正社員歴9年、自己都合退職。待機期間は2か月で給付日数は90日。
・今のところ給付期間内に再就職をするつもりはほぼないので、のらりくらりと失業保険をいただくつもり。
自己都合退職で受給のスケジュールが似ている方、とにかく初回認定日が心配で誰かの体験談を見て予習しておきたいという方のために書きました。よければ参考にしてください。
ちなみにこんな感じの人が書いてます。↓
2024.5.9が初回認定日
私がここまでにハローワークへ関わったのは、2回。失業手当受給の申し込みをした日と、説明会へ行った2回です。
自己紹介にあるように、再就職する気がほとんどないので、本当に最低限です。
スケジュール感としては上記のような感じ。初回認定日は受給申請からだいたい28日後になるようですが、土日はハローワークが開いていませんし、認定日は受給申し込み時に指示される「型ー曜日」というものによって決まるので、人によって少々ずれるかもしれません。
説明会(「雇用保険受給説明会」)は受給申請日から初回認定日の間のどこかに設定されるようです。私は申請日の1週間後でしたが、人によってはもっと後、初回認定日に近い日付だったりと、申請のタイミングによって結構開きがでてきます。
失業給付を受け取るためには、求職活動実績が必要になりますが、初回認定日に必要な実績は1つ。強制的に受けることになる「初回講習」が実績になりますので、初回認定日時点では特に活動らしい活動をしていなくても認定を受けることができました。
もちろん、一日も早く再就職したい方や良い条件で再就職したい方は、この期間も真剣に就職活動する必要があります。
しかし、私の場合は、資産が心もとなくなったり、破格の条件で就職できるような掘り出し求人がない限りは受給期間中に再就職する気がありませんので、初回認定日までの期間はとくに活動しませんでした。
ただし、今後の活動実績をスムーズに取得するために前日は準備をしました。
初回認定日前日の過ごし方
初回認定日前日には、翌日の持ち物などの確認と、せっかくハローワークに行くのだからついでに失業保険受給の条件となる活動実績を消化する用意もしました。
初回認定日にハローワークへ持っていくもの
①雇用保険受給資格者証
②失業認定申請書
③(受給資格者証に証明写真を添付していない人は)身分証明書
④(職業相談をするための)ハローワーク受付票
⑤(あると便利な)雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり
⑥待ち時間の暇つぶし
①雇用保険受給資格者証
ハローワークから発行される書類。私の場合は、4月19日の雇用保険受給説明会の受付時に受け取りましたが、前職の給与計算の関係で「仮」と書かれていて、支給番号が記載されていませんでした。仮でもそうでなくても必ず必要になるので持っていく必要があります。
②失業認定申請書
同じくハローワークから発行される書類。私の場合は4月19日の雇用保険受給説明会の受付時にもらい、説明会の中で「記入の仕方を説明しますので、この通りに書いて初回認定日に出してください」という時間があったので、そこで記入済みです。ただし、支給番号の欄は分からないので未記入。
③身分証明書
マイナンバーカード。①の雇用保険受給資格者証に所定の証明写真を添付していない場合は、認定日のたびに職員に見せる必要があります。申請日の日記参照ですが、私は認定日のたびに確認してもらうのが面倒で、証明写真を撮ったので、今回は持っていきませんでした。
④ハローワーク受付票
求人検索や職業相談をするために必要。初回認定自体には必要ありませんが、どうせハローワークまで行くのなら、他のこともしてしまいたいですし、突然必要になる場合も考えられるので、持っていくことをお勧めします。私の場合は、認定日に職業相談を行いたかったので持っていきました。
⑤雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり
初回認定自体には必要ありませんが、認定日やもろもろの規則が載っています。認定日は受給資格者証にも載っているのでぶっちゃけ必要ありませんが、規則や認定日カレンダーなどがあるので、困ったときに頼る可能性があることと、最後の方のページに面接証明書など各種書類があるので、人によっては必要です。
⑥待ち時間の暇つぶし
必要書類を提出した後の待ち時間対策を持っていくと便利です。私の行ったハローワークの場合は、約30分。同じスペースで待っている方は多め。待ち時間に他の場所に行くことができず、職員さんの声で名前を呼ばれるのをずっと待っていました。そんな状況なので、「呼ぶ声が聞こえなくなること」「没頭しすぎて呼び出しが聞こえなくなりそうなこと」「人に見られると困ること」は待ち時間の暇つぶしとして不適当です。それなりにガッツリ待ち時間がありますが、音楽を聴いたり読書をしたりはやりにくい場所なので、就職に関するサイトを読んだり、ハローワークインターネットサービスで求人検索をして待つのが適当かもしれません。
こういう空き時間でやりたいことがある方は、その暇つぶしができるように準備していくと、待ち時間を有意義に過ごせると思います。
また、幼いお子さんを連れてハローワークに行く方は、「お子さんの」暇つぶしを必ず用意して行くようにしましょう。私が行ったときはベビーカーでお子さんを連れてきた方も見えました。手続き自体にはお子さんを連れて行って何ら問題ありませんが、失職中で余裕のない方々に囲まれてただ待つのは、状況の分からない年齢のお子さんには結構キツイと思われますので、周囲の迷惑にならないお子さんが楽しめるものを必ず持って行ってあげてください。
それ以外の持ち物と服装
上記のハローワークで必要なものは専用に用意したクリアファイルにまとめて準備。書類が曲がらない・取り出しやすいは快適な申請のためには意外と重要ポイントです。
前回までで、ハローワークに来る方々は必ずしもスーツではない(むしろスーツの人の方が少数)だと学んだため、服装はごく普通の、近所のカフェに行くとき程度のものにしました。ハローワークの職員さんたちもオフィスカジュアルの方が多いので、かっちりした服装だと逆に浮いてしまうと思います。(※地域差があるとは思われますので、各々初回のときの周りの服装や、今回のハローワーク来所目的を考えて準備してください。)
私は、ハローワークで認定を受けて職業相談をこなした後は、街をぶらぶらする予定でしたので、運動靴にパーカーという気楽な服装とリュックを準備しました。あと、行きたいところのポイントカードを準備。
求職活動実績消化の準備
私の場合は、求職意欲が低く、今後足しげくハローワークに通うつもりがなかったので、初回認定日にハローワークへ足を運ばなければいけないのなら、ついでに活動実績を消化してしまおうという目的で準備をしました。
ちなみに、この活動実績は、2回目の認定日に必要な分の消化です。初回認定日に必要な実績は、雇用保険受給説明会を受けてクリア済みです。
巷で聞く、簡単な求職活動実績の消化方法は、適当な求人を印刷して職業相談を受け、その窓口の方にその求人の現在の応募数を確認するというものです。意欲が低いのに長々と窓口を占領するわけにもいきませんし、私もその方法を想定して、ハローワークインターネットサービスから適当な求人を見つけて番号等を控えておきました。
具体的には、
「この医療事務の求人が気になっているのですが、現在何人申し込んでいるか分かりますか?」
「ーー(確認中)ーー 現在は〇人申し込まれていますね。おくつま様も応募されますか?」
「あー、いえ。先ほど見つけたばかりの求人なので一旦考えてみます。ありがとうございました」
の最短ルートが野望でした。当日に予定が狂うことになりますが、基本的にこの質問で問題ないかと思います。
ちなみに、職業相談時に対応してくださる職員さんは、手もとに求職者が事前に答えた(申請日の際に書いた書類やインターネットを通じて入力した内容)希望職種や希望条件の記載された用紙を持っています。
意欲が低い方は、ここでその内容と質問内容の矛盾が大きいと、気まずい思いをする可能性がありますので、確認しておきましょう。また、そうでない方も申請日からここまでに、自己分析・企業分析を通じて希望条件が変わっていることもあるでしょう。スムーズに相談を進めるために、該当する方は「ハローワークインターネットサービス」から入力内容の変更、できなくても変更部分を整理して、最初に窓口の方に変更がある旨を伝えられるようにしておきましょう。
では、当日編へ→【FIRE日記】失業保険初回認定日【当日・認定編】