【退職・FIRE】失業保険認定日3回目

失業保険

この記事を読んで分かること
・3回目の認定日のだいたいの時期(私の場合はハローワークに行き始めてから5か月目)
・ブログ筆者がもらった失業保険の金額
・8月のハローワークの様子

この記事を書いている筆者の情報↓

これまでの流れと3回目の認定日

前回の認定日(2回目)はこちら

 認定日の間隔や、認定を受けるために必要な求職活動実績の数・実績の作り方については、2回目以降は繰り返しになりますので、今回からは省略している部分も多くなります。そのため、上記の記事とそこから飛べるリンク先が一番濃い情報源になってくるかと思います。
 今回は、日記風味でお付き合いください。

これまでのあらすじ

 ブログ筆者は、2024.3/31をもって退職し、4/1より無職になりました。
 前職への在職期間は9年間で正社員。退職理由はいわゆるプチFIREという、金銭に余裕をもって無職期間を楽しもうというふわっとしたものだったため、「自己都合」に分類されます。このことから、雇用保険の基本手当(失業保険)は、90日分で、給付が開始されるまでに給付制限期間が2か月あります。
 なお、再就職の意思は全くないわけではないですが、経済的にひっ迫していないので退職後1年は無職のままでいる方が好都合という状況です。そのため、失業保険受給期間での再就職の可能性は低く、もらえる失業保険は全てもらう算段です。
 退職してから、ハローワークの申請日必要な書類が届くまでに少し間があるので、私がハローワークに受給申請をしたのは、4/11のことでした。そこから説明会に参加して、

 5月に初回認定日。この時点では2か月の制限期間を終えていないので、お金は一銭も入ってこず。

 6/18~7/3の16日分を7/4に認定されてようやくお金を受け取れました。金額等は、上記の2回目認定日のリンク先で紹介しています。

 今回(8/1)は、7/4~7/31の28日分が給付される予定です。失業保険は基本的に28日周期で認定・給付が行われるため、今回が初めての満期給付(というんですかね?)です!

8/1認定日のための求職活動実績

  2回目の認定日当日(私の場合7/4)から、3回目の前日(7/31)までが、失業認定の対象となる期間で、この期間に「失業状態」であれば、8/1にハローワークで認定を受けることによって数日中に失業保険が振り込まれます。
 失業状態を証明するためには、「私は無職ですが、再就職する意思はありますよ!」ということを証明するために、「求職活動実績」を期間内に最低2度作らなければいけません。

 今回の私の求職活動実績は、以下の2つ。

・7/4にハローワークに行ったついでに受けた職業相談
・7/23に大手転職サイトdodaで開催された就職関連のオンラインセミナー参加

 この2つの方法は、比較的簡単に作れる活動実績なのでおススメです。参加してみた実体験は以下のリンク先で詳しく紹介しています。
ただし、ハローワークに通い始めて5か月目になると、このころと少し雰囲気が変わり始めてきました……。次の章をお読みください。

認定日実体験。8月のハローワークは人が少ない

 今更な振り返りですが、私の失業保険受給のスケジュールは、再就職する気が薄いという1点を除くとごくごく一般的な流れだと思います。
 退職時期は人によりますが、計画的退職の場合、貰える賃金やボーナス、社会保障などが有利になる時期を選んだり、会社の都合を考慮することが多いと思います。その結果、全国的に退職者が増えるのは1月(12月末退職)や4月(3月末退職)です

  理由や、どんな部分で特になりたいか知りたい方は、企業さんが運営されている別サイトですが、こちらが大変分かりやすいと思っていますので紹介しておきます。
 この記事を読んでいるなら、すでに退職済みで今更退職日なんていじれないの方が多いとは思いますが……(汗

 そのため、私がハローワークに行きだした時期は、とても人が多いハローワークの繁忙期でした。

 私の体感としても、4月5月はハローワークに訪れる方がとても多かったです。初回の認定日なんて、書類を提出してから名前が呼ばれるまで30分近くかかりました。

 しかし、7月初めの認定日には混雑を避けるために早い時間帯(朝8時台)のにハローワークを訪れたこともあり、比較的早めに認定を受けることができました。
 時間帯をそろえてハローワークへ行っていないので、同条件での混雑具合の比較はできませんが、
 今回(8/1)の認定日は、10時に行ったにもかかわらず、待ち時間は10分もありませんでした。個人の体感としては、待つ用の椅子の空き具合・職業相談スペースの込み具合など、全体的に比較して7月の早朝よりも空いていると感じました。

メンタルが試されだす、3回目の認定日

 こんなにハローワークが空いているのは何故か……。予測はカンタンです……。
ハローワークで就職活動をしたり、失業保険を貰う人が減った。つまり、1月や4月に失業した人は、この時期には多くが再就職してハローワークに来なくなったのでしょう。一般的に就職活動をする期間は3か月が平均と聞いたことがあります。ハローワークでもらった資料には、最初の1か月での再就職の割合が高いことが書かれていました。
 5月以降にハローワークに通いだした方もいるでしょうが、給付制限期間のことなどを考えると8/1にハローワークに来る人は少ないかと思います。
 それで、私が訪れた8/1のハローワークは空いていたのでしょう。

 何が言いたいかというと、
8月にハローワークに行くと、「就職できていない自分」に焦りを感じる危険性があります(-_-;)

 認定日なので、行くしかないんですけどね(^-^;

 私は最初の方に書いたように、環境的に再就職意欲自体が低めで焦りを感じてはいませんが、それでもあからさまに人が少ないので、自分の空白期間がどんどん増えていっていることを肌で感じて、少し「このまま無職でいいんだろうか」と考えてしまいました。

 失業保険の受給期間が長くなることのデメリットを実感することになるとは思ってなかったので、いやな驚きを得ました~😂

 ただし、主観にはなりますが、私はハローワークの職員さんに変な目で見られたり、何か言われたりすることはありませんでしたし、求職者同士で腹の探り合いがあるわけでもありません。手続き自体はさらっと終わります。
 余計なことは考えず、「待ち時間が少なくなった!」と喜んでおきましょう。

もらえる金額は大きいので、行くべき

 今回私がもらったのは、28日分の失業保険です。

2024/8/5 ショクギョウアンテイキョク振込  160,076円

 めちゃくちゃありがたい金額……!

 受給資格がある方にとってこのお金は、働いていた期間に毎月天引きされていた雇用保険の正当な見返りです。貰いに来る人の少ないハローワークに行くのはイヤかもしれませんが、頭の隅でちょっとだけ覚悟しつつ、周りのことは気にせずに正当な権利のある認定の手続きを行いましょう。

職員さんの対応はごくごく普通。人が減ったことでの利点もあるはず。

 上にも書いたとおり、3回失業保険を受け取ったからといって責められることはありません。そんな雰囲気も視線も、私は何も感じませんでした。むしろハローワークという機関は非正規職員さんが多数を占めるので、就職の苦労は分かっている人の方が多いのかもしれませんね。

 私の場合は、認定を受けたあとで次回分の求職活動実績をつくるために職業相談もしてきましたが、認定手続きをしてくれた職員さんも、私の情報をじっくり見て相談を受けてくれた職員さんも、普通の顔をして対応してくれました。
 求職者が減った分、職員さんたちにも余裕ができると思うので、職業相談で深く突っ込まれるかなという予想をしていましたが、私の場合は待ち時間が減っただけで、相談自体は5分もかかりませんでした。(下記参照)
 ついでに、ハローワークに出される求人票の質があからさまに落ちたということも私は特には感じませんでした。しいて言えば、「欠員募集」の求人が増えたかなという程度。ハローワークの求人についてはそこまで真剣に確認していないので、あくまでもそんな私の主観ではありますが、感じた変化はそんな感じです。

 また、ハローワークで活動する人が減ったことでメリットもあると思います。

・待ち時間が減る
・真剣に相談したい人は、後の人のことを気にせず納得いくまで相談ができる
・求職者が減った分、ライバルが減る

 このように、全体的にハローワークの支援を受けやすくなります。
 私のようなゆるゆる無職ライフをもう少し満喫したい人には待ち時間が減るくらいしかメリットがないかもしれませんが、そんな方でも、例えばハローワークで開催されるセミナーや企業説明会に興味がある方や、職業訓練校に通ってみたい方にとっては、これらのライバルも減るので、4月などに比べれば受かりやすくなると思われます。職業訓練学校に通うことになれば、失業保険の給付期間が延長される場合もあるので、興味のある方はこの機会に相談してみるといいと思います。

職業相談の相談例

 ついでの情報になりますが、私の3回目の職業相談は以下のような内容でした。
 今回は、ハローワークに来ている人が少なくなってきた時期であったことと、私がいつも認定日当日にしか職業相談を利用していないことから、職員さんから見てもやる気がないように見えるだろうなと思い、何か言われないために先手必勝(?)でこちらから質問をすることにしました。

 ①とりあえず、事前に適当な求人の番号を用意しておく
 自分が志望するのに矛盾の生じない求人(相談時、職員さんには初回に登録した希望職種などが見られるので、それに合わせたものが便利。)を準備して、求人ページのはじめの方に載っている番号を控えておきました。
 今回の私の相談内容をそのまま真似する場合は、以下の条件が必要です。

・【必要なPCスキル】や【必要な免許・資格】に何か書いてある。それが自分にとって全く縁のないものではないが、本気で就職しようと考えたら少し不安になるもの。
 例:ワード・エクセルスキル → どの程度のスキルが求められているのか分からないなどと質問できる
   普通免許        → 運送業等ではない場合、これが無くても受からないかなどと質問できる

 ②現在の応募人数を聞く
 職業相談のブースに呼ばれたら、その番号を伝えて、「この求人が気になっているのですが、今応募者は何人かいますか?」と尋ねる。ここで面接まで進んでいる人がいれば、「じゃあ諦めて他のを探します~」で相談終了できるのでそれ狙いでもあります。

 ③話が先に進む前に質問を繰り出す
 応募している人がいなければ、「応募しますか?」など話を先に進めるような展開になる可能性があるので、そういうことを言われる前に、「この求人がまだ検討している段階なんですが、ちょっと気になることがあって……」と切り出しました。

 ④「資格は必須ですか?」という質問をして、あとは早めに切り上げる
 私の場合は、総務系の仕事の求人を持っていき、「普通免許が必要とのことなのですが、これは総務の仕事内容をこなすために絶対必要で、無いと面接は受からないでしょうか? 一応免許は持っていますが、社用車を運転するのは怖くて、できれば避けたいんです。」と質問。
 回答は、「これは会社によりますね。仕事内容の欄に送迎の仕事が入っていますが、総務なので、相談すれば仕事内容を調整できる可能性もあるかもしれません。駅から職場が遠いとマイカー通勤をしてほしくて必要資格としているところもあるんですよ。会社に聞いてみましょうか?
という感じでした。あくまでも私の提出した求人に対する、その地域での職業相談をしている方の意見ですので、絶対的なものではなく、募集要項に対する質問の正確な答えは、会社に確認して得る必要があります。
 会社に確認してもらうのは申し訳ないので、ここで「いえ、まだその求人を受けるかは悩んでいる最中なので結構です。他の求人票でも同じようなことで悩んだので、必須と記載してある資格が本当に必須なのか確認したかっただけなんです。とりあえず感覚がつかめたので、もう一度考えて、志望度が上がったらまた相談に来ます
と返答して、そのまま終了となりました。

 私の場合は、これで問題なく求職活動実績のハンコを押してもらえました。必ずしもこの通りの流れになるわけではありませんが、他の求職者がどんな質問をしているか気になる方はご参考にどうぞ。

 とりあえず、私の場合は、このような流れで無事に3回目の認定まで受けることができました。
少しずつ人も減り始めましたが、最後まで失業保険を貰いきることになるのではないかと思っていますので、今後も体験談を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
 

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