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この記事は、20代FIREをした独身女のきままなおひとり様旅行記です
今回は準備編です。
新潟、案外暑い
旅行計画を立てたのが5月終わり、実際に旅行したのが6月初め。おくつまが住んでいるのは九州であるため、雪もほとんど降らず、それゆえ豪雪地帯の多い新潟には、北海道ほどではなくともある程度夏は涼しいイメージがありました。
しかし現実は……
福岡県は左の小さい〇
新潟県は上の方の大き目の〇
の県です。
福岡県と新潟県でほとんど差がありませんでした。なんなら、全体的に新潟県の方が少し暑いくらい。
新潟ってこんなに暑いんですか??!
新潟県は、山の方になると豪雪地帯に指定されていて、コンビニの扉などは雪と寒波を防ぐために二重になっているような土地ですが、5月には九州とほぼ変わらない暑さに悩まされるとは……。美味しい作物が多く育ついい土地というイメージしかなかったので、旅行前からちょっとダメージを受けました。
とりあえずこの情報を得て、服装は夏場に着るものだけにしました。
旅行に持っていったもの 4泊5日女性のひとり旅
持ち物リスト
(4泊5日 女性 ひとり旅 新潟・東京)
荷物入れ
・登山用リュック
・ウエストポーチ
・小さめの手提げ
・たためるマイバック
貴重品
・お財布
・クレジットカード 2枚
・交通ICカード
・現金
・保険証
・家の鍵
・iPhone(携帯)
・iPod(イヤホン)
・充電器
洋服
・下着×3セット
・おりものシート
・ワンピース×1
・シャツ×2
・ズボン×1
・靴下×5
・パーカー(羽織)
小物
・日傘
・日焼け止め
・最低限の化粧セット
(化粧水、乳液、クレンジング無し)
・髪ゴム
・目薬
・耳かき
・ハンカチ×2枚
・ポケットティッシュ
・水筒
・タッパー
私は今回必要なしと判断して持っていきませんでしたが、人によっては貴重品枠として、マイナンバーカード、運転免許証、チケット等が必須になってくると思います。私は、保険証とマイナンバーカードをまだ紐づけておらず、運転する予定もなく、チケットはすべてスマホの中だったので今回は不要でした。
こちらは実際に私が持って行った荷物です。ここからは、私が今後役立てるため+どなたかの役に立てばということで、今回の荷物についてよかった点や反省点をご紹介しようと思います。
旅行に持って行ってよかったもの
旅程が長くても、荷物は小さい方がお得
お金があって、荷物は配送で移動させる等なら問題ありませんが、節約志向な旅行をするなら、機内持ち込みができるサイズの荷物にしておいた方が便利です。
お土産の袋が大きくなって手荷物制限に引っ掛かる際や、町中で身軽になるためコインロッカーを利用する際などに安く済みます。
今回私が持って行った一番大きな荷物入れは、リュックで、縦50㎝×横幅35㎝×底(ベルトを除いた奥行)20㎝程度でしたが、このサイズだと荷物をぱんぱんに詰めても(私の利用した飛行機の場合)手荷物制限にギリギリ引っ掛からず、新潟・東京ともに一番小さいコインロッカーに荷物を預けることができました。
お値段の面もありますが、旅先で荷物を預けようと思うと費用の確認・清算等の手間が発生することや、東京の観光地前だと大きなロッカーは数が少なくて空いていないことをあったので、あらゆる面で小さくできるなら小さくした方が小回りが利くと思われます。
ウエストポーチと、マイバックがあると便利
ウエストポーチ、あるいはボディバックを、大きな荷物を預けて旅先を散策するとき用の荷物入れとして持っていくと便利だと思います。
海外だと盗難問題も発生しそうですが、日本国内なら大丈夫かと。
私はウエストポーチを持って行ったのですが、腕も肩も痛くなりませんでした。また、旅先では「チケットを購入して持っておく」ということが度々発生したので、そういった薄くて失くしそうになるものを入れられるポケットが大変役に立ちました。入場チケットや切符など、突然提示を求められることもありますし、すぐに取り出せる場所にあると安心です。
私の持って行ったポーチはその部分がメッシュで、中に入れたものが分かるのもgoodポイントでした。
また、他には小さな手提げとたためるマイバックをポーチの中に忍ばせており、買い物などで荷物が増えた場合には広げて利用するようにしていました。マイバックはビニール袋や紙袋でも代用可能だと思いますが、強度や水濡れを考えると、私はマイバックを持っていくのが一番だと思いました。
小さな手提げは、大きくない買い物をしたときや、旅館でちょっとだけ外に出るときにお財布とスマホを入れていくのに便利でした。ウエストポーチがあれば十分かもしれませんが、カジュアルなデザインのものを持っていくと、ホテルのレストランなどにはそぐわないです。
私の場合はウエストポーチが安っぽく見えることもあり、ちょっとオシャレな手提げと使い分けていました。長距離歩くときや食べ歩きをするときは両手のあくウエストポーチ、それだけでは足りない時と、フォーマルな場では上品なミニバックをという感じ。
旅行経験が少ないので、心配性ゆえとりあえず持って行ってみた、というバック達ですが、思った数倍活躍してくれました。ありすぎても困りものですが、TPOにあった荷物入れを使い分けるのとそうでないのでは旅行の快適さは変わります。
ちなみに、移動に飛行機を使う場合などは荷物の重量や個数に制限がある場合も多いのでお気をつけて。大きなリュックやキャリーケースの中にしまえるものにすることを強めにお勧めします。
夏でも羽織は必要
むしろ夏こそ意外と必要なものかもしれません。
旅行先の施設は、設備が行き届いているほど空調も効いており、涼しいで済めばいいのですが、寒いと感じるようなところもあります。
私はもともと職場で夏はカーディガンが手放せない冷房病未病患者だったので、絶対に持っていくリストに入っていました。
実際に泊まったホテルの朝食会場の冷房が少し寒く、その際にすぐ対処できたので持って行って良かったと思います。
また、接触冷感のUVカットパーカー(ユニクロ製)を持って行っていたので、日差しが強すぎるときにも役立ちました。
貧乏性・小食の保険策として、水筒とタッパーを
このブログのタイトルは「1億円と結婚ました」で、ブログ主は本当に1億円の資産をもっています。しかし、同時に日々の生活で、200円の電車賃をケチって3駅分徒歩で帰宅するような貧乏性でもあります。
……なので、その、悪癖として自覚はしているのですが、自動販売機やコンビニで飲み物を買うことに抵抗を覚えてしまって、喉の渇きが体に悪いレベルになっても耐えてしまうことがあるんです。
客観的に考えると、体の方が大事!と思うのですが、実際にその状況になると「まだ大丈夫」と思ってしまう、というのを反省してはまた繰り返しているため、たくさん歩く旅行では水筒が必須です。
旅館で無料サービスされるミネラルウォーターの飲みきれなかった分や水道水を、冷蔵庫で冷やして、水筒へ。
ペットボトルと比べてぬるくなったり、水滴が他の荷物につかないのも良い点です。
タッパーの方は、小食対策です。私は極端に小食という訳ではないのですが、それでも頼んだ食事を全部食べ切れないことがたまにあります。残すことはないのですが、けっこうな限界状態にはなりかねないので、旅先には念のためタッパーを、という次第です。実際に使うことはありませんでしたが、「最後の1口2口が入らない時はコレがある…!」という安心感は、個人的にはとても有難かったです。
一応補足しておきますが、例えば取り放題の食事を余計に詰めて持ち去ったり、店の試食を保管したりということはしませんよ。幼少期に読んだ漫画の影響で貧乏性といえばこれってイメージがありますが、これは無銭飲食という犯罪だと認識しています。私の貧乏性が牙を向くのは、私自身に対してだけです。
まぁ、これは私にだけ必要なアイテムかもしれませんが、小さいお子さんと一緒に旅をするときは必要だったりします。お子さんの好きなジュースを入れた水筒と、離乳食の入ったタッパー。……私は乳児か?
ひとり旅のみなさまは私の使う状況を読んで、役に立ちそうと思われたときだけ荷物に入れるといいと思います。
持って行ったもの 反省点
お土産のスペースを考慮していなかった
コロナ禍で遠出ができなくなって数年、旅先ではお土産を買うものという常識を忘れつつあったのと、私自身があまりお土産を買うタイプではなかったのが原因です。
ただし今回は、事前に友人に依頼された一升瓶(新潟のお酒)を購入する予定を組み込んでいたにも関わらずこれなので、普通にアホだったなと思います。
行き帰りが飛行機の場合、手荷物の制限が厳しいので、事前にしっかりスペースの余裕を確保しておくことが大切だと思います。
ちなみに私は、買い物用のマイバックにお土産と小さな手荷物のすべてを詰め込むことで事なきをえました。予備の袋は本当に大事です。
洋服はホテルにランドリーがあれば少なくて済む
5日もの旅程になると、荷物の中で一番多いのは洋服ということになりがち。今回は夏に近い季節でしたので薄手の服ばかりで助かりましたが、「冬に4泊5日はできないなー」と思ってしまうくらい、洋服が喰う荷物スペースは大きかったです。
旅慣れしている方は、圧縮袋等のアイテムを使って上手にパッキングされると思うのですが、私は前の記事に書いたように旅行慣れしておらず、なおかつ今後積極的に旅行に行くかも微妙だったのでキャリーケースすら買うのを惜しみまして……。
そんな感じであるため、洋服はそのままたたんでリュックの中に収めていました。そうすると上記の量(夏服)でもリュックの1/3のスペースは浸食してしまいます。
本当は、旅行経験の少なさから心配性が顔を出して、「これも持って行った方がいいんじゃないか」と思う洋服もあったのですが、それだとリュックの半分超が洋服になってしまうので断念。
私に限らず、洋服の収納で悩む旅行者さんは多いと思います。
今回私が何とか思いついた手段としては、
・おりものシートや汗パットを使って肌に触れる部分を清潔に保ち、普通より長く使用する。
・ホテルにランドリーかクリーニングサービスが用意されている場合は利用して、同じ服を着る。
・現地で衣替えをする。
の3つでした。最後の案については、ボロボロという訳ではないけれど、そろそろ飽きてきてもいるので捨ててしまおうかなという洋服を最後の晴れ舞台のつもりで着て行って、旅先で新しい服を買って、古いものは捨ててしまうという強行策。できるだけ身軽でいたかったのでちょっと本気で検討したのですが、あいにくと捨てたい夏服がなくて今回はできませんでした。
今回の旅で私がしたのは、肌に触れる部分に使い捨てのシートを貼って清潔に保ち、「まぁ許されるかな」と自分で思えるラインまで服を酷使する方法でした。
一番いい方法は、ホテルのランドリーを利用することだと思います。今回は、事前にこれを思いついておらず、現地でも朝から夜まで遊びまわっていたためランドリーを利用する時間を作れなかったのですが、ホテルによってはランドリーに入れて取るという手間をかけなくても、スタッフに洋服を預けるだけでクリーニングして返してくれるサービスを提供しているホテルもあるようなので、こういったものを利用するのが賢いと思います。
ちなみに、金に糸目をつけない場合、あるいはコスパがとても良いと感じる場合は、
・荷物を家からホテルに送って、ホテルから家に送り返してもらう
というのが楽だと思います。自分で宅急便の手配をしたり、ホテルのフロントで頼めるサービスで、ホテルからホテルに送ってもらうことも可能だそうです。
これなら、荷物が多くても快適に旅を楽しめますね。
今回の旅では日中の移動で結構汗をかいたので、ランドリーで服を洗えれば快適度が上がっただろうなと思います。事前の調べが足りず知らなかったサービスを旅先で知るということが結構あったので、次回旅行に行くときはもう少し学びを生かしてみたいです。
傘は折り畳みがおススメ
今回私が持って行ったのは、晴雨両用の日傘で、折り畳みではない普通大きさの傘です。日に弱いため、日傘は高頻度で使うと考え、開くまでの手間の少なさと丈夫さで普通の傘を選びました。
しかし、上でも書いた飛行機の手荷物制限に引っ掛かる危機があったので、飛行機を利用する方はリュック等の中にしまえる折りたたみ傘の方がいいのかもしれません。
手荷物の量 推移
1日目:新潟行きの飛行機 手荷物制限・機内への持ち込みは身の回りの品を入れて2つまで
ウエストポーチ・登山用リュック・日傘の装備で家を出て、飛行場でウエストポーチをリュックへin。全ての荷物を機内に持ち込んで移動しました。
新潟についたらウエストポーチを腰に装着して、後は旅館までフル装備。
2~4日目:新潟観光→新潟から東京へ移動→東京観光
1日目にフル装備で観光した代償を筋肉痛で味わい、ときどき駅のロッカーなどにリュックを収納するように。
5日目:帰宅の飛行機 手荷物制限は同様。預け入れは1つまで無料。
行きと違ってお土産が発生したため、ウエストポーチを含めいろんな荷物を全部入れた買い物用マイバックが誕生。リュックを預けて、マイバックと日傘を機内持ち込みにしました。
私は今回ギリギリセーフでしたが、荷物量は快適な旅を送るうえで気にした方がよいんだなと学びました。みなさまもお気をつけて。
いや、まぁ。大人の旅行であれば極論お金さえあれば全部解決できちゃうんですけどね。なので、そんなに神経質にはならないで大丈夫です。できるだけ節約したい人は参考にしていただければと思います。では、今回はここまで。